ウー ワールド
HITACHI



Q&A: 液晶テレビ


Q1. 液晶(LCD)とは

液晶とは固体と液体の中間にある物質の状態。LCDはLiquid Crystal Displayの意味で、液晶を応用した表示装置。

Q2. 液晶テレビの原理

液晶自体は発光せず、蛍光灯(バックライト)の光を使って表示を行ないます。液晶のもつ、電圧の変化により透明度が変わる性質を用いて、前面に配置したカラーフィルターの透過する光の量を変化させ、映像を表示しています。

Q3. 液晶テレビの構造

2枚のガラス板の間に液晶状態の物質を封入し、電圧をかけることによって液晶分子の向きを変え、光の透過率を増減させて映像、文字を表示しています。消費電力量が少なく、ブラウン管よりも薄くできますが、プラズマよりも大型化が難しく、価格も高くなります。また、特性上、一般的に視野角が狭く、角度によりコントラストが変化してしまうことが欠点です。

Q4. ブラウン管テレビとの違いは

大画面でも薄くて軽い、高画質に表示します。

  • ● 28V型は28型ブラウン管より115%大きい約30型相当の映像サイズ!
  • ● 大画面なのに薄くて軽い!だから空間が広くなる!
  • ● 画面全体が同時表示するので、チラつきが少なく目にやさしい!
  • ● 低反射で日差しの入る明るいお部屋でも見やすい
  • ● 近くから楽しめる大画面!
  • ● 画面のすみずみまで明るく高画質。データ放送や番組表などのグラフィックも歪みがなくクッキリ!

Q5. プラズマテレビとの違いは

一般的に構造の違いから、薄型・大画面のプラズマに対し、薄型・低消費電力の液晶といわれています。

  • ● 同じ薄型でも、より軽量で移動が容易!
  • ● 低反射で日差しの入る明るいお部屋でも見やすい
  • ● パソコン映像などの静止画映像の長時間表示でも残像(焼きつき)が少ない。

Q6. アドバンスドS-IPS方式とは

日立が独自に開発した、広視野角・高画質を実現する最新の液晶パネルです。
日立は1995年にスーパーピュアカラー液晶(S-IPS方式)」を開発。電界のかけ方を変え(横電界方式)、液晶の分子が水平に見えるよう制御。
「アドバンスドスーパーピュアカラー液晶」は、さらに動画対応性能及び開口率を高めました。鮮やかな映像を約束する新しい液晶パネルです。

(1) どこから見てもきれい  広視野角を実現

電界のかけ方に「横電界方式」を採用。液晶分子が水平に見えるように制御し、従来の液晶パネルで解決できなかった視野角依存性を解決しました。いままでのブラウン管テレビと変わらない感覚で、液晶ならではの高画質でお楽しみいただけます。(上下・左右視野角176度 JEITA規格準拠コントラスト10:1確保角度)

(2) 動画もきれい 応答速度を改

「横電界方式」により液晶分子を水平に回転させることで、従来の液晶方式に比べ応答速度を改善しています。また、中間階調の応答速度を「オーバードライブ回路」により改善しています。

Q7. アドバンスドS-IPS(AS-IPS)方式の構造は

  • 電圧OFF: 液晶分子がねじれて屈折、光を透過。
  • 電圧ON: 液晶分子が立ち上がり、光を遮断。
  • 電圧中間: 液晶分子が斜めに立ち上がり、斜めから見た際の偏向角に違いが起こる。これにより、コントラスト・色合いが異なって見える。

  • 電圧OFF: 液晶分子が水平に回転して、光を遮断。
  • 電圧ON: 液晶分子が水平に回転して、光を透過。
  • 電圧中間: 液晶分子は水平に回転するため、どこから見てもコントラスト・色合いの変化がない。

Q8. 日立液晶テレビの特長は

視野角フリー(17V、20V、23V、28V、32V)

アドバンスドS-IPS液晶を搭載することにより、液晶テレビで気になる角度による画像の見えにくさを解消。どこから見ても色鮮やかです。

全機種スタンド付属、リモートスイーベル機構も搭載(28V、32V)

日立の液晶テレビは、さまざまな家具などへの設置性を高めています。また、28V型・32V型にはリモートスイーベル機構によって、リモコンで画面の向きが変更でき、正面から楽しめます。

モニターファンレス

深夜の視聴などにもファンのノイズが気にならないモニターファンレス設計です。

わかりやすいリモコン 液晶表示窓搭載(28V、32V)

地上デジタル/地上アナログ/BS/110度CSの選局状態が目でわかる液晶表示付きのリモコンを採用(H/HW/HR5000シリーズ)。ボタン数を減らし、シンプルに高機能をお楽しみいただけます。

長寿命6万時間

液晶のバックライト寿命の目安は約60,000時間なので、鮮やかな映像を末永くお楽しみいただけます。

* 時間は寿命の目安で、バックライト輝度50%到達までの時間です。当社テレビセットを使用した測定値および測定基準による。また、使用状態(映像設定・受信映像内容)・使用環境によって異なります。故障等は除きます。17V型・20V型・23V型は低電力モード時。

Q9. 9000シリーズと8000シリーズの違いは

新開発「IPS αパネル」や「PictureMasterHD」搭載による画質の違いのほか、各種機能で、性能をブラッシュアップしております。

高画質

新開発「IPS αパネル」を搭載

IPSアルファパネルロゴ

どこから見てもきれいなIPSの新パネル「IPS αパネル」を搭載しました。視野角178度を実現し、観る角度による色の変化やコントラスト変化の少ない映像を楽しめます。

※JEITA規格準拠(コントラスト10:1)  (「IPS αパネル」は178度でコントラスト100:1以上を実現しています。

動きの激しい映像も美しく、なめらかに表現。新開発「倍速スーパーインパルス表示技術」

映像は1秒間に60コマのフレームから成り立っています。従来は、自発光方式を真似て、60コマに黒挿入を行い、動画性能を向上していました。9000シリーズでは、元の映像を2倍の「120コマ」に変換。合わせて動画の残像を軽減する黒のデータを挿入することで、大幅に動画ぼやけを軽減しました。

ハイビジョンHDDレコーダー搭載  <HRシリーズ>

ハイビジョンHDDレコーダー HRシリーズロゴ

記録時間を大幅拡大  デジタルハイビジョンを約50時間録画可能

HRタイプには、ご好評の「ボタン1つですぐ録れる」ハイビジョンHDDレコーダーを搭載しています。搭載するハードディスクドライブを従来の160GBから250GBに増量。さらに、世界初「XCodeHD」を搭載。デジタルハイビジョンの美しさをそのままに、約50時間の録画を実現しました(従来はデジタルハイビジョン16時間録画)。

※2006年4月4日現在。XCodeHDはViXs Systems Inc.のHDトランスコード/トランスレートテクノロジーです。

操作性を向上。録画中の電子番組表(EPG)表示や、便利なクイックタイマー

裏番組録画中の電子番組表の表示が可能なので、新規予約登録も可能です。さらに、オンエア開始後の番組を、電子番組表から録画を開始、余計な番組が録画されないので便利です(デジタル放送のみ対応)。また、録画ボタンを数回押すことで設定可能なクイックタイマーにも「番組終了まで」を追加しました。

WoooでLink

「ウーでリンク」のロゴ

本機で録画した番組を、対応の「ハイビジョンHDD/DVDレコーダーWooo」にダビング/ムーブが可能です。

* 対応機種は(株)日立製作所製  DV-DH1000D、DV-DH500Dです。著作権保護により「1回だけ録画可能」な番組をムーブ(移動)後、HDDの録画内容は消去されます。

デジタル放送を楽しもう

ダブルデジタルチューナー搭載

<HRタイプ>だけでなく、<Hタイプ>についてもデジタルチューナをダブルで搭載。地上デジタル放送の番組同士を2画面で確認したり、周辺機器へ接続してデジタル放送の裏番組録画が可能です。

低消費電力設計

更なる低消費電力を実現

発光効率の向上などにより、年間消費電力量を更に低減しました。

年間消費電力量 (kWh/年) 8000シリーズ 9000シリーズ
32V型 HRタイプ 208 170
Hタイプ 198 144

*年間消費電力量はJEITA基準による。スタンダードモードを標準値として測定。

●「年間消費電力量」とは

ご家庭で実際に消費する「消費電力量(電気代)」の目安値です。 1kWh/年=22円で年間の電気代が試算できます。

* 金額は電力会社により異なります。

デザイン

スマート感を向上させた新デザイン

薄型テレビならではのスマート感をさらに強調したデザイン。高級感溢れるマット・ブラックに仕上げました。映像に集中できる高品質デザインです。また、特徴の1つでもある、リモートスイーベル機構を継承しつつ、スタンドを薄型化しました。新たに、一体感ある設置が可能なスイーベルラックもオプションに取り揃えました。

※ スイーベルラックは別売オプション品です。9000シリーズ専用です。

Q10. 家電リサイクル法の対象か

対象とはなっておりません。

Q11. 海外でも使用できるのか

日本国内で販売されているテレビは国内仕様として設計・販売しているものです。海外での使用はお控え下さい。

Q12. 動作保証温度は

5度〜35度の範囲でお使いください。

Q13. 部品の保有年数は

補修用性能部品の保有期間は8年としております。

Q14. 本体の機種名の末尾に‐1もしくは‐2と記載されている機種があるが、何を意味しているのですか?

テレビ内部部品を変更した際はサービス上の識別のため「‐1」などのコードが機種名に追加されます。

  • 1. .IPSα製の新パネルを採用し、(L37-XR01-1は現行IPSαパネル)
    • ・ご覧頂く映像画面の輝度(明るさ)向上を図りました。
    • ・バックライト点灯中の駆動音の低減により視聴時の静音性を高めました。
    • ・斜め上方向のコントラストに若干の違いが有りますが、通常視聴範囲での画質は従来と同じです。また視野角も上下、左右178度で従来と同じです。
  • 2. デジタル放送視聴エリアの拡大に対応し、アナログ放送用ゴーストリダクション機能は搭載しておりません。
  • 3. 一部の使用度の低い内装品(RFケーブル、モジュラーケーブル等)については、環境への配慮から同梱をしておりません。

● 写真・イラストはイメージです。