ウー ワールド
HITACHI



Q&A: プラズマテレビ


Q1. 熱くなるようだけど、大丈夫なのか

  1. プラズマテレビのモニターは、パネル表面や背面上部温度が高くなる場合がありますが、故障ではありません。
    また、日立プラズマテレビは静音設計のためモニターに冷却用ファンを設けていません。基本的に動作保証温度は5〜35℃となっております。通風をさまたげないように、上部30cm以上、左右10cm以上の十分な距離をとり、据えつけてください。壁への埋め込みは、異常に温度が上昇し、故障の原因になりますので、ご遠慮下さい。
  2. 周囲温度が高い場所に設置した場合(周りが囲まれている等)温度が高くなってくると、自動的に消費電力を下げるように動作します。
    • 第1段階: 画面の輝度をプラズマテレビが自動的に下げます。
    • 第2段階: 色の階調数が減少します。微妙な色の再現性が弱くなり、画像が多少あらく感じられます。
    • 第3段階: セットの動作を停止させます。製品保護の為の保護回路が動作するもので、故障では有りません。復旧させるには、主電源スイッチをOFFにして十分冷ます必要があります。

    ※ 動作保証温度(5度〜35度)の範囲でお使いください。

  3. 設置・使用するときには次の点に気をつけてください。
    • (1) 押し入れや熱のこもりやすいラック、密閉された場所、壁への埋め込み設置はしないでください。
    • (2) 据付時には、プラズマテレビ背面と壁面からの距離を10cm以上離して設置してください。(壁掛金具使用時は除く)
    • (3) カーテン、装飾カバー、貼り紙等によりプラズマテレビの背面及び上面の放熱穴を塞がないよう注意してください。

Q2. 焼き付きの心配はあるの?

画面の一部や全体を問わず、同一静止画像の長時間表示や繰り返しは、残像(焼き付き)が発生する原因に なりますので、ご注意ください。また、4:3 映像のノーマル状態で長時間表示させた場合も同様です。 「スクリーンセーバー機能」をご使用になると低減することができます。また、焼き付き現象 が発生した場合は「白パターン」を実行することで軽減することができます。

プラズマテレビは、例えれば小さな蛍光灯の集合体です。蛍光灯を長い間ご使用になると蛍光体 が次第に劣化し暗くなっていくのと同じように、プラズマテレビも次第に暗くなっていきます。 画面全体が均等にご使用になられる場合は問題ありませんが、画面の一部分だけを発光(または 明るく)して長期間ご使用されますと、その部分が他の部分よりも早く暗くなります。 このように、一部分に明暗差が生じ映像の跡が見えるようになった状態を『焼きつき』と称し、次のようなケースで起こりやすいので、ご注意ください。

  • パソコン映像や表示が切り替わらないデータ放送のような「静止映像」を長期間表示させ続けた場合
  • 4:3映像をノーマル状態で長期間表示させ続けた場合
  • 映像の一部分が静止している映像(チャンネル表示や時刻表示)を長期間表示させ続けた場合

焼きつきを発生しづらくするためには

焼きつきは、ご購入当初ほど起こりやすいので、特にご注意ください。固定画像を含まない動画映像で約5ヶ月(約700時間)ご使用頂くと、起こりにくくなります。

  • ● ワイド設定は、映像が画面いっぱいに表示されるように設定してご使用ください。また、2200 シリーズ、3000 シリーズ、5000 シリーズの「ノーマルワイド設定時の背景色」設定は【グレー】色でご使用ください。
  • ● 「スクリーンセーバー機能」を「1」「2」「3」でご使用ください。
  • ●静止映像や部分静止画(時刻表示やチャンネル番号等)が含まれた映像の常時表示や、毎日の同映像の繰返し表示は避けてください。
  • ● 2画面(マルチ画面)設定のままでの長期間ご使用は避けてください。
  • ● デジタル放送の番組表や静止画中心のデータ放送の長時間表示は避けて下さい。
  • ● 周辺機器のメニュー画面やロゴ表示の長時間表示は避けて下さい。
  • ● 日立製DVDプレーヤーDV-P700、DV-PF7をご使用の場合はロゴ表示を「オフ」でご使用下さい。

焼きつきが発生してしまったら

焼きつきが軽微な初期段階では、「スクリーンセーバー機能」にある「白パターン」の実行や、暫くの期間、固定画像を含まない動画映像を表示することにより、軽減することができます。